家庭用蓄電システムの購入を考える上で、気になるポイントの一つがその寿命かと思います。「何年使えるの?」「どう使うと長持ちするの?」というご質問を頂くことも少なくありません。
蓄電池はぎりぎりまで使い切ってから充電したほうが長持ちするという話を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、これはニッケル水素電池等の場合の話です。
リチウムイオン電池の場合、容量が満タンの状態や空っぽの状態よりも、容量50%ぐらいの状態の方が電池への負担が軽くなります。したがって、容量ぎりぎりまで使い切ってから充電するよりも、容量50%前後付近でこまめに充電・放電を繰り返す方が長持ちする特性を持っています。
蓄電池の寿命を「サイクル」で表記していることも多いです。「サイクル」とは、充電と放電を1セットとして、何回繰り返すことができるかという回数です。リチウムイオン電池でも、メーカーによって、その特性が異なるため、このサイクル数も異なりますし、同じ電池でも、充電・放電の仕方やその周囲環境によって、サイクル数も異なってきます。
一般的に、大容量のものほど内部に蓄えられる電力量が大きいため、1回あたりの充放電のサイクル自体も長くなり、結果として寿命を伸ばすことにもつながります。
家庭用の蓄電システムに採用されている日本製のリチウムイオン電池の場合、設置する環境や使用条件にもよりますが、約4千サイクル、つまり毎日使うとして10年程度といわれています。
「では、10年使うと、それ以降は使えなくなるのか?」というご質問も頂くことが多いですが、必ずしもそういうわけではありません。リチウムイオン電池自体は、充電・放電を繰り返すたびに少しずつ充放電可能な容量が減っていきます。10年使うと、それなりに容量は減ってしまいますが、使えないわけではありません。
フォーアールエナジーで採用しているリチウムイオン電池は電気自動車として10年程度は安心して使って頂けるように設計されているものです。10年使うと、容量は最初の7割前後になります。
一方で、一般的に家庭用蓄電システムの中には、蓄電池だけでなく、多数の電子部品・基板が入っています。これらの電子部品・基板の中でも、設計寿命が10年のものも少なくないため、部品交換が必要になるものも出てくるでしょう。
多くのメーカーが、家庭用蓄電システムを10年間保証するプランを用意しておりますが、保証期間終了後のことを確認しておくことも必要でしょう。

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